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平成22年度補正予算審議
平成22年度補正予算審議の要旨
◆平成22年度補正予算の質疑と答弁の要旨◆
1.~113.までの質擬内容は別掲載の「平成22年度予算審議・質疑と答弁の要旨」をご覧ください。
[平成22年6月議会第2回定例会・補正予算審議の相馬繁の質疑]114.地方交付税の減額補正115.農林水産業費県補助金の減額116.担い手育成・確保対策整備補助金117.ふるさと雇用再生特別基金事業費補助金118.自主防災組織育成事業助成金119.東北新幹線全線開業効果活用支援事業費助成金120.集会施設改修事業補助金121.建設業界の苦境122.村特産品の開発123.農業担い手育成事業124.米・食味分析鑑定コンクール参加料125.田舎館村田んぼアートの宣伝126.東橋耐震補修工事費の追加補正127.村内に自主防災組織の構築
[平成22年9月議会第3回定例会・補正予算審議の相馬繁の質疑]128.村民税の減額補正129.消防団安全装備品整備等助成金130.鉄道軌道輸送対策事業費補助金131.テーブルと椅子の賃貸132.消防団防寒衣133.国保システム改修業務
[平成22年12月議会第4回定例会・補正予算審議の相馬繁の質疑] 134.現在の財政調整基金 135.小学校トイレ改修工事
[平成23年1月議会第1回臨時会・補正予算審議の相馬繁の質疑]136.きめ細やかな交付金、住民生活に光をそそぐ交付金137.自動体外式除細動器設置とPR 138.緊急医療情報キット139.子宮頸がん予防ワクチン等140.消火栓の不足141.防災機材の保管場所と廃校利用142.統合小学校校舎のトイレ改修143.光田寺小学校体育館の消防設備改修工事費144.中央公民館大ホールの工事145.文化財案内板等設置146.中学校グラウンド整備工事費
◆平成22年度補正予算質疑と答弁の要旨◆
1.~113.までの内容は別掲載の「平成22年度予算審議・質疑と答弁の要旨」をご覧ください。
平成22年6月議会第2回定例会・補正予算審議の相馬繁の質疑(平成22年6月23日)
(田舎館村議会事務局が作成した会議録に基づいて、要旨を掲載しています。相馬繁は住民の目線で議論しています。6月定例会の補正予算の質疑は、100%が相馬繁の質疑で下記の14項目です。)
114.地方交付税の減額補正115.農林水産業費県補助金の減額116.担い手育成・確保対策整備補助金117.ふるさと雇用再生特別基金事業費補助金118.自主防災組織育成事業助成金119.東北新幹線全線開業効果活用支援事業費助成金120.集会施設改修事業補助金121.建設業界の苦境122.村特産品の開発123.農業担い手育成事業124.米・食味分析鑑定コンクール参加料125.田舎館村田んぼアートの宣伝126.東橋耐震補修工事費の追加補正127.村内に自主防災組織の構築
114.地方交付税の減額補正について
相馬 繁 議員(質疑)
歳入第9款地方交付税について当初予算では、普通交付税が14億4千300万円という具合になってあった訳ですが、今回4千500万円減額しての13億9千800万円。こういうように、減額補正しております。その主な要因をご説明頂きたいと思います。
平川 博士 総務課長(答弁)
お答えします。当初予算で14億4千300万円ということで計上いたしましたが、今回4千500万円減額補正してございます。昨年度もこのように普通交付税9千万円、特別交付税4千800万円、合わせて1億3千800万円、これ減額してございます。何故かと言いますと、うちの方下水道会計赤字でございます。剰余金を生み出して赤字分を補てんするため、いろいろな手法を使って赤字分を補てんしている訳ですが。今回も、たまたま財源見出せましたので、これに伴って4千500万円城額し、下水道の赤字分を補てんしたいと言う事の考えで減額しています。
115.農林水産業費県補助金の減額について
相馬 繁 議員(質疑)
第14款県支出金第4目農林水産業費の県補助金についてお伺いしたいと思います。農業補助金ということで。まず1つ目としては、新需給調整円滑化推進事業費補助金ということが、当初予算では38万3千円が計上されておったのが、来なくなったと。で、もう一つとしては下の方の項目に県主要農作物生産数量調整事業費補助金ということで26万1千円が計上されたと。この題目は違ったとしても、中身的には同じような補助金と理解して良いのかどうか、まずそれから伺いたいと思います。
福士 勝彰 産業課長(答弁)
お答えいたします。今相馬議員がお話したとおり、これは転作に係る補助金で、今年度から事業名が変わりまして、当初予算のこの事業名を全部減額して、新しく県主要農作物生産数量調整事業費補助金と。こういうことで新しくなりましたので、新たに追加したということでございます。
相馬 繁 議員(質疑)
新たに計上になったという事は、まあ良いが、12万2千円が実質減額となった訳でありますけれども、その要因は何ですか。
議長(工藤発給君)
福士 勝彰 産業課長(答弁)
基本的には、転作に対する事務費ですが、これは当初は38万3千円という形でみましたけども、配分でこういう形になってしまいましたので。これは我々決めるということでなくて、国、県からの配分でございます。
相馬 繁 議員(質疑)
これは、歳出の方にも村水田農業推進協議会という事で、そのまま当初予算で出てあったので、その分ちょうど12万2千円が減額して支出の方で調整していると、こうなるんですが。そうすると、村としてこの事業が、減額した分そのまま対応出来るのかどうか、それをご説明頂きたいと思います。
福士 勝彰 産業課長(答弁)
基本的には村の予算あるんですけれども、配分された予算内で出来る限り頑張りたいと思っております。
116.担い手育成・確保対策整備補助金について
相馬 繁 議員(質疑)
第14款県支出金第4目農林水産業費県補助金で担い手育成・確保対策整備補助金981万8千円が新規で計上し、県の補助金として入ってくる。これは補助金ですので、団体に支出の方でも出ていますが、これの補助金が入ってくるまでの経緯をご説明頂きたいと思います。
福士 勝彰 産業課長(答弁)
新規の事業でございまして、担い手農家が農業経営の発展・改善を目的として、金融機関から融資を受けて、これは融資を受けるという事が条件になります。今までの経緯につきましては、産業課の方で担い手農家という事が主体になりますので、認定農業者約80名ありますが、これに通知を出しまして、希望を取りました。そうしたら、現在9名の希望者がございます。これは農業機械で、これを県に申請して、県と、県が今度東北農政局とやり取りをしながら、青森県が比較的事業費の希望が多いものですから、この調整に今までかかって、最近内示が来まして、こういう形になっています。全国的に、青森県が一番多いみたいな感じの事業でございます。
117.ふるさと雇用再生特別基金事業費補助金について
相馬 繁 議員(質疑)
第14款県支出金で、労働費の県の補助金ということで、ふるさと雇用再生特別基金事業費補助金ということで966万1千円が新規で計上になってございます。この補助金が入って来るに至るその経緯をご説明頂きたいと思います。
福士 勝彰 産業課長(答弁)
お答えいたします。この経緯につきましては議員も御存じのとおり、緊急雇用対策事業につきましては昨年、今年という形でやってございます。ただ、このふるさと雇用再生特別交付金事業という事につきましては、企業に委託しなきゃならないと、こういう大前提がありますので。幸い我が村の方では昨年から商工会で取り組んでいる、村の特産品づくりが終了しまして、いくつかの特産品らしき物が作成されました。
ただ、PRをしているのでしょうが、なかなか末端までは届いていない。それと、はたして作ったのは良いけれど、売れるのかという状況も分からないということで、商工会が結果的にアイナックと協議して、これを売れるようにPRしながら、まずいものについては改善をしながら企業として取り組んでいく。
この趣旨としては、企業に委託をしなきゃならないという事から、アイナックの方へ委託をしたいという考え方で、966万1千円は今、補正をしています。
単純に考えまして、主に雇用促進という形で3名を予定しながら、青森市内、青森県内、若しくは東北管内、東京という形でPRしていくということの事業でございます。
相馬 繁 議員(再質疑)
今回、この金額が申請どおりそのまま降りて来たですか。
福士 勝彰 産業課長(再答弁)
金額的には、アイナックの方で積算したとおり、このまま認定になってございます。これにつきましては、村に対していくらいくらという割り当てがございますので、この割り当ての範囲内ですから、このまま認められたという事でございます。
118.自主防災組織育成事業助成金について
相馬 繁 議員(質疑)
第19款諸収入の雑入のところで自主防災組織育成事業助成金という事で200万円が計上されてございます。どちらの方からどういう趣旨で入ってくるのか、又、どういう具合にして申請したら来るのか。それとも、申請しなくても来たものなのか。そ
の辺の所を詳しくご説明頂きたいと思います。
平川 博士 総務課長(答弁)
助成金を頂く先は、財団法人自治総合センターから頂きます。この助成金の申請とかの経緯については、本村には自主防災組織、川部・和泉地区1組織ある訳ですが、そこで備品類の整備がまだ不十分だという事で、ここの助成金を頂いて、防災に関わる備品類、これを整備したいという事で申請いたしました。先月、内示を受けまして、今補正に至った訳でございます。これは、そのまま自主防災組織へ全額助成という事になってございます。
相馬 繁 議員(再質疑)
今回、財団法人自治総合防災センターから200万円頂戴すると。今、田舎館村内には一つの組織よりないというご答弁を頂きました。この組織は何年程前に出来て、そして村長の認可も当然得たと思うが、その活動実態。そして今回、その備品。或いは又、色々な、この助成金で確保したい。そういう風な整備したいという事であります。その状況、今、伺った訳でありますけれども。1組織に対しての申請であったのか。れとも、村全体として200万円を申請したのか。その辺の所を、もう少し詳しくご説明頂きたいと思います。
平川 博士 総務課長(再答弁)
お答えします。いつ出来たのかという事の話でございますが。これは平成21年3月に結成してございます。村の許可というよりも、自主的な防災組織を地区で自発的に立ち上げたと、私は聞き及んでおります。
それから、この、なんだ、申請に関わる、村で先導してやったのか、地区で欲しいから申請したのかという事の話ですが。これは、すべて自主防災組織でございますので、各組織からこういうものを揃えたいが、何か助成事業はないかという打診があって、村で申請の手続きにお手伝いしたという事になってございます。いろいろ備品類そのもの確かに中身を見ますと、防災に関わるものがほとんどでございます。
相馬 繁 議員(再質疑)
かつて、この議場でも消防団の活動。そして又、地震災害の対応。色んな形で、私も議論させて頂きました。その段階で、この自主防災組織の件についても、「今は消防団がその役割を担っているので、特にそれは村としては改めてこの組織は作らない」と、「すべて消防団がそれを賄ってやっているのだから」というような趣旨の発言も頂戴した所でございます。そういう事から、各自治会においても、この自主防災組織云々というそういう事は一切ございませんでした。今回、川部・和泉地区で平成21年、今から1年と3ヵ月前に結成したというような事で、自主的に組織したと。こういうお話ですけれども。
実はですね、私も少し調べてみました。まず、各県、市町村の防災に関わる色んなそういうものを、インターネットで拾い集めたんですが、まず1点としては、この補助金を受けて交付するにあたっては、交付要綱が必要である。そして又、その自治体の首長の許認可も必要である。こういう様な、色んなそういう一つのルールを作りながら、そして、助成金を受けて、それは公平にまた配分していくと。こういう様な一つのルールの基にやっているようです。
そうすると今、総務課長の話だと、全くそういうのもないみたいだし、それから又、自主的にそれをやったので、申請が上がって来たので、それを受けるという様な話です。少し、この受け方。又、助成金の申請の仕方。瑕疵があるように私受けるが、いかがですか。
平川 博士 総務課長(再答弁)
議員のおっしゃるとおり、補助の要綱、それらについては、本村では、この自主防災組織に関わるものは、何ら作っておらない訳ですが、村の補助金の要綱とかもありますので、それらに照らし合わせて交付するのが、これは、今の時点での基準ではなかろうかと。
ただ、先程申したように自主防災組織、川部1地区だけだと、そういう啓蒙啓発をしているのかという様な話でございましたが、昨年度1回、村長答弁の中で一般質問だと記憶してございますが、自主防災組織のこれから各地区に作っていくのも肝要ではなかろうかという様な答弁もしてございます。
それは何故かというと、消防団、その組織はある訳ですが、皆さん、みんな勤めておられるという方が殆どでございますので、いざという時には、やっぱりこのような自主防災組織もなくてはならないんではなかろうかと、私は今考えてございます。
相馬 繁 議員(再質疑)
総務課長、今考えているという話ですけれども。そうするとですね、各自治会、消防団を通してでも良いが、各自治会にそういう要請をしたのかどうか、おそらくしてないと思う。今考えているって言うのだから。今回ですね、この200万円頂戴して、そして一つの団体に、それそのままそっくりトンネルとしてやるという答弁がありました。
例え、川口市の場合を取って申し上げますと、防災資材・機材の整備という事については、町会・自治会、限度額が連合会は20万。連合会は40万円を限度に事業費の2分の1を補助します。そうすると、事業が20万を超えて40万円、50万円になったとしても、限度額は20万円。半額。
防災訓練の実施、これについては町会・自治会5万円。連合会は10万円。これを限度に事業費の全額を補助します。限度が5万円ですよ。或いは20万円ですよ。
それからもう一つ、防災倉庫の整備(水害防災倉庫を含む)これについては、防災倉庫を新規に整備する場合又は、整備した防災倉庫が7年を経過した更新整備をする場合、20万円を限度に事業費の2分の1を補助します。という事で、最大でも45万。川口市の場合。それに比べると、1組織に対して200万円。この200万円の金額の根拠を示して頂きたいと思います。
平川 博士 総務課長(再答弁)
ここに申請書の控えあるが、一つずつ申し上げたいと思います。携帯用無線機2台。メガホン2個。AED1台。それからリトルアントレーニングシステム。これは人工呼吸とかやる¥練習用の人形でございます。災害組織用救急セット1個。発電機1台。ポータライト2台。大型炊き出し機1式。屋外用放送機器1式。訓練用消火器5台。以上で200万円ちょっとのお金になる訳ですが、組織でも幾らかは単費を足して、これに補助金の200万円に上乗せして購入したいという風な意向でございます。
議長 質問回数、かなり超えていますので、暫時休憩します。その中で議論を。 暫時休憩いたします。 午前9時21分 休憩を解き、会議を再開します。午前9時40分
相馬 繁 議員(発言)
自主防災については、以上をもって質疑を終わりたいと思います。歳出の方でも、もう少し聞きます。
119.東北新幹線全線開業効果活用支援事業費助成金について
相馬 繁 議員(質疑)
第19款諸収入の雑入で、東北新幹線全線開業効果活用支援事業費助成金219万1千円が計上されてございます。これは、どちらの方から助成金が来るのか、又、申請があってこうなったのか。申請した金額が満額来たのか。その辺の所、詳しくご説明頂きたいと思います。
平川 博士 総務課長(答弁)
助成金の頂く先は、財団法人青森県市町村振興協会でございます。ここから219万1千円の助成金を頂くという事になってございますが、申請の額については、219万1千875円でございます。このうち875円は持ち出しという事になってございます。
相馬 繁 議員(再質疑)
今回、歳出の方では色々とこう、川部駅前の所に観光看板を建てるということですが。ただ、この助成金というのは、あらかじめ、そういうもの計画を立てて、申請したと思うが、それ以外の事は考えっかなかったのかどうか、ご答弁頂きたいと思います。
平川 博士 総務課長(再答弁)
事業名のとおり東北新幹線全線開業ということで、これに関わるものという事で、うちの方ひとつ、じゃあ何があるかという様な事で、職員そのもの、村長始め色々討議した結果、これが一番、最良ではなかろうかという様な事で。中身的にはポスター、それからチラシ、大きい看板、これらを予定してございます。又、チラシ等については県の東京事務所の方にも配布依頼をして、田舎館村の田んぼアートを宣伝したいと、この様に考えています。以上です。
120.集会施設改修事業補助金について
相馬 繁 議員(質疑)
歳出第2款総務費一般管理費19節負担金補助金及び交付金の所で、地区集会施設改修事業補助金という事で187万0千366円計上されてございます。この辺の所、少し詳しくご説明頂きたいと思います。
平川 博士 総務課長(答弁)
村の補助金の要綱、これをいくらか改正し、今まで20年相当暮らしている建物が、本村の中には相当数ある訳で、これらに関わる補修事業の補助をしたいという事で、要綱を改正してございます。それに伴って2自治会から申請が上がる予定でございます。
垂柳自治会と高田自治会でございます。それぞれ90万ちょっとの事業費、うちの方の補助金でございますが。これで、いくらかでも建物を補修したいという事の話でございますので、今回計上してございます。
相馬 繁 議員(再質疑)
これは、年度途中の補正という事で上がって来た訳であります。今後、各自治会からこういう様な趣旨の物が上がって来た場合、途中での補正というのはこれからも考えて行くのかどうか。ご答弁頂きたいと思います。
平川 博士 総務課長(再答弁)
年度途中での補正での対応。これからもやるのかという様な事で、お話でございますが、今回、要綱等の整備が、まず、遅れましたので年度途中という事で考えて、今計上してございますが、本来であれば当初予算でと、この様に考えてございます。どうしても、急に入用になったという自治会もあるかも知れませんが、そういう場合は額的に100万円が限度でございますので、予算が可能であれば年度途中でもとは考えてございます。
121.建設業界の苦境について
相馬 繁 議員(質疑)
第3款民生費。少し、統合小学校に絡む話になってくると思うのですが。西児童館クラブ新築工事という事で2千200万円。これについては全員協議会でも、上辺を少し説明頂きました。この点と。それから光田寺児童クラブライフラインという事で50万円が計上されてございます。
この児童クラブ、西児童クラブのこの工事でありますけれども。この予算が通過すると、工事に着工する訳だと思うが、やはり非常に今、建設業界も苦境に立たされております。村内の業者という様な考え方、私は持ってもらいたいし、決して談合があってはなりませんけれども。そういう様な事を、村ではどう考えているのか、ご説明頂きたいと思います。
平川 博士 総務課長(答弁)
村内の業者を優先的にという様なお話でございますが。私も村内の業者が出来るものであれば、これは村内を優先して、指名なりして競争して頂きたいと。斯様には思ってございます。ただ、今予定しておるのは、木造の建物でございますので、村内の業者でも十分に施工できるものだと、今は考えてございます。
相馬 繁 議員(再質疑)
一般競争にするのか、指名競争にするのか、いずれかですか。
平川 博士 総務課長(再答弁)
今、現時点では指名競争という事で考えてございます。
相馬 繁 議員(発言)
今議会にもですね、建設協会の方から出来るだけ村のご配慮をという様な、建設協会の連名の陳情ですか、嘆願書ですか。我々も見ている訳でありますけれども。非常に厳しいそういう情勢の中でありますので、これにもそうですけれども、他の方でも色々と工事がある訳でありますので、村民の方で出来るのであれば、きちっと交渉しながらやってもらいたいという事をご要望申し上げておきたいと思います。
122.村特産品の開発について
相馬 繁 議員(質疑)
第5款労働費の労働諸費という事で、委託料という事で歳入の時にも伺った訳でありますけれども966万1千円が計上されてございます。先程担当課の方から縷々ご説明を頂きました。まさしくその通りであります。この中で総事業の内訳としては人件費が、全員協議会の資料を見ますと566万1千円。人件費以外の経費が400万円。その内訳としては、開発費及び材料費が200万円。あとモニター費が140万円で、事務所と工場の借上げ料として60万円と。こうなっております。
そこで一つお聞きしたいのは、開発費及び材料費の所でありますが、この事業の目的を見ますと、これらの商品の更なる改良や開発、販路拡大を目指し、新たに職員を雇用し地域産業の振興を図るという事が事業の目的でありまして、ここの所で改良と開発という事でこの200万円の中身ですが、今まで商品名としては9項目あります。干し餅のチョコ餅という事から、田舎焼きとか、最後はぬいぐるみ等に至るまであるのですが、さらにこれをどの商品に絞ってやるのか、それとも9品目全部やるのか。その計画などは具体的にどうなっているのか。少し詳しくご説明頂きたいと思います。
福士 勝彰 産業課長(答弁)
お答えいたします。商品としては9品目ある。私たちも商工会の方から試食用を頂いて食べたりしました。材料につきましては、全面的に購入しなければいけない。我々職員の中からもですね、例えば、かりんとうみたいな、ちょっと硬すぎて駄目だとか、そういうものもありまして。基本的には、現状のものを作成して、試飲と試食を提供してリサーチをしながら、良いか悪いかとかアンケート調査をしながら、商品開発の改良につきましてはそういう形でやるという事でございます。
残念なことに、この紫稲の染め物は、これ手染めですので。例えば、バイヤーが100枚欲しい200枚欲しいという場合に、手染めですからバイヤーの注文には応じきれないだろうという課題が残っております。紫稲に限らず、黄稲、草木染めという形で又、商品を開発していきたいという事で、計画的には、ある意味では全部という形は出て来ています。ただ、全部改良するというんではなくて、やっぱりリサーチをして、提供をしながら感想を頂いて出来るものであれば、不評、不評と言えば失礼ですけども、そういうものに対しては改良していくという事でございます。
相馬 繁 議員(再質疑)
この中に、田舎焼き(りんご・いちご・胡麻)とあるが、これは「ジャンボあられ」さんの方で作っているはずです。今回、委託先が一括して株式会社アイナックにやると。新たに人も3人雇うと。こういう様な中身ですが、例えばそういう田舎焼き、それから又、開運のアクセサリー、キャラクター商品のこめこめ君(ぬいぐるみ)、こういうのもアイナックですべてやれるのかどうか。
地元の企業が今まで商品を開発した、この商品も中にはあります。そうすると、一括で、アイナックで良いのか。アイナックからまた下請けとしてこれを、やらざるを得ないのかどうか。その辺も、どう考えていますか。
福士 勝彰 産業課長(再答弁)
今、相馬議員のご指摘の通りです。アイナックで全部やれるかという事では考えてございません。ただ、再委託という事では、そういう私は理解していませんけども。材料費と手間を入れたものを、例えばアイナックで出来ない部分につきましてはそっちの方にお願いして、出来た物を頂いて自分たちで販売、リサーチという形で考えています。
あと、工場等の借上げについては、お菓子だとかそういうものにつきましては、自分たちもノウハウがある職員がいるという事で、新しい職員を使いながらですね、新しい職員というのが全部工場にいて仕事をするかということではなくてですね、商品の展示・販売だとか東北エリアでのPRだとか、こういう形で持って行きたいと。
で、ご指摘のとおり、全部が全部やれるかと、ここにお酒もあります。これについては、若干の手数料を含めて材料費としてやりながら、又回収するという形になる事になっています。
相馬 繁 議員(再々質疑)
急にこういう具合にして、株式会社アイナックが「引き受けましょう」という事になったようですが。実はこれ、田舎館村商工会の会員の方々が一所懸命になって、自分で出来るのは何かと、こういう様な形で、この商品のいくつかは出て来た筈だんです。
今回委託先がアイナックで、一括でやる。お願いすると。今まで開発したその田舎焼きとか、それから稲香、あの日本酒。ぬいぐるみ。染め物。という様な方々は、そうすると、ちょっと外野席に置かれてしまったのかという様な思いも、私、しない訳ではありません。
この辺の兼ね合いを、どう作っていくのか。どうせならばこの966万1千円、有効に使って貰いたいので、その辺をもう一回やって頂きたいと思います。どうでしょうか。
福士 勝彰 産業課長(再々答弁)
ご指摘の通りでございます。ただし、今まで仮に一個人的な企業で開発をして売り出したと。でもなかなか商品としての認知度は、バラバラでやってしまえばかなり難しい面はある。アイナックについては産直センターだとか、そういう販売のノウハウは持っていると私は認識しています。
最終的に、追々、ある程度の道筋がついてしまえば、村の特産品としての知名度が、かなり上がって来ますので、そうなった場合に、今まで作っている個人の工場とかに、取りあえず返して、自分たちで生産から販売をしていく。私はそういう計画だと認識していますし、そうでなければならないと思っています。
アイナックが全部引き取ってしまって、全部アイナックだけでやるという事ではございませんので、その辺はご理解して頂きたいと思います。
相馬 繁 議員(発言)
そこの所は、役場できちんと、全く丸投げ、アイナックにやってそいではい終わりというのじゃなくして、そこの所は含めてやって頂きたいと、是非ともお願いしたいと思います。これは非常に大事なものですし、余談になりますけれども、まだまだ古代米のクッキーとか又、そういうものが改良の余地が当然あると思います。
これはですね、この1年かけて、そして又、今まで開発してきた、その方々と一緒になってやって頂きたいという事を条件付けて、委託して頂きたい事をご要望申し上げてこの質問を終わります。
123.農業担い手育成事業について
相馬 繁 議員(質疑)
第6款農林水産業費の3目補助金の所でございます。歳入の方でも若干お伺いいたしましたけれども、この担い手育成・確保対策整備事業という事の補助金ということで981万8千円が計上されてございます。この補助金の先、具体的に、先程9名という話がありましたけれども。あくまでも個人なのか、それとも又、今後その9名の方々とどういう様な形で、これの担い手育成の事業が進んでいくのか、その計画なりそれをお示し頂きたいと思います。
福士 勝彰 産業課長(答弁)
お答えいたします。いずれにしても、この981万8千円というのは、農家個人の農業機械に買うための補助ということで配分されます。歳入の事でも若干ご説明いたしましたけれども、認定農業者という事が大前提になるという事で、80ちょいぐらいありますけれども、それらの方々に通知をしながら募集したところ、9名がありました。
当然認定農業者という制度につきましては、村に何年間の計画を申請して頂いて認定農業者という形にしています。単純に言いますと、どういう風にしてこれから自分で農業をやって行くのかという事だとすれば、大型農業の大規模経営にしたいという事で、担い手がいない農家については農業委員会としてでも、その認定農業者に賃貸借を勧めて行くと。認定農業者につきましては、そういうものの計画を立てながら来ていると。
この補助事業、単純に3割の補助。この3割の補助としてでも、事業費に対して必ず3割り来るかと、ではそうではない事業ですよ。例えば、100万円の機械を買いますと。融資を受けてもらうのが大前提になりますので、農業近代化資金の融資を受けましたと。6割、事業費に対して6割より融資受けられませんでしたと。とすれば、60万が融資を受けられると。で、3割の、その融資自体に対して3割補助しますと。で、4割が単純に自己負担になる訳ですけども。この3割は補助しますと、上限で3割ですけども。ですから、30万は補助しますよと。ただ、10万円は自己負担してくださいと。逆の場合は、融資をお願いしたら8割融資を受けましたと。残り2割が、単純に20万なんですけども、その場合は20万より補助しませんよと。という様な事業になりますので、事業としてはちょっと説明しにくいような、単純に3割補助だとも言い切れませんので。事業の中身についてはこういう様な感じで。今年が9名。これが24年度まであるという事で、23年度希望しているのが2名、24年度が2名と。全体で13名。で、歳入の時点ででも、青森県が一番多いと。全国的にもかなりの希望者が多いという事で、3割という事の補助なんですけども、今、田舎館村に割り当てられているのが27%より配分できませんと。という形で来ています。以上です。
124.米・食味分析鑑定コンクール参加料について
相馬 繁 議員(質疑)
第6款農林水産業費で米・食味分析鑑定コンクール参加料という事で8万円が計上されてございます。これについて詳しくご説明頂きたいと思います。
福士 勝彰 産業課長(答弁)
この食味日本一につきましては昨年から実施しております。それで、残念なことに昨年は米・食味分析鑑定コンクールに出展しませんでした。ただ、やっぱり参加者につきましては、自分で栽培した米がどれくらいの全国レベルに達するのかという事で、今回は大きな土俵に上げて貰うという事で、1点4千円という事で、全員に出して頂くという事で8万円をみております。ちなみに、今回は、今年は島根県の松江市でこれが行われると。という事でございます。以上です。
相馬 繁 議員(再質疑)
1点4千円で、およそ20名を想定した8万円だと。こう理解しておきたいと思います。この米食味分析のこの件については、村長も非常に田舎館村の米は美味しいんだという事をPRするためにも、米食味日本一という様な事を公約の一つに掲げている訳であります。
今後田舎館村に、今回は島根だと、こういう話でありますけれども。田舎館村に誘致して、その大会を開くというそういう構想、又、申し入れは今までやって来たのかどうか、その辺を説明頂きたいと思います。
鈴木 孝雄 村長(再答弁)
大きな夢を措いて、田舎館でその全国の食味検定大会をやりたいと思って色々調査しました。それで、今年は島根、去年は福島でしたか。そういう転々として全国歩いている訳なですが。その内容を聞きますと、6年先まで決まってしまっているそうであります。そして町村挙げて、それに誘致を運動しているという様な事で。6年先まで、一応決まってしまっているという事ですので。それについて、7年目を狙うかどうか、一考を要するという所で、今考えている次第です。
相馬 繁 議員(発言)
6年先まで埋まっているんだという村長の答弁であります。7年先、そう7年も先の事って、これやはりね、一旦やった以上はですね、7年先であろうが10年先であろうが、1回やった方良いですよ。ですから、躊跨することなく、村長のお歳を考えるとという
様な、自分でそういう腹積もりで躊跨しているかもわかりませんけど。そうじゃやなくして、村の農業のためを思うならば、10年先でも今からでも申し込むと、こういう腹積もりでお願いをしたいと思います。要望に止めておきます。
125.田舎館村田んぼアートの宣伝について
相馬 繁 議員(質疑)
第7款商工費商工業振興費で印刷が60万4千円、それから設計と看板工事という事で、合わせて219万3千円という金額が出て来ております。この中で、看板については川部駅から見えるというような事で認識している訳でありますけれども、もう一度ご説明頂くと共に、特に伺いたいのはこの印刷60万4千円。これ、どのようなパンフレットなり或いは又、作る積もりなのか。基本的に、どういうの考えているかご説明頂きたいと思います。
平川 博士 総務課長(答弁)
お答えします。印刷費の内訳でございますが、チラシ5千枚、それからポスターAlサイズが500枚、それからAO判これが100枚でございます。併せて60万3千750円という事で予算計上してございますが、構図等についてはまだ、これから考える予定でございます。看板然り、まだ構図等は出来あがってございませんので。それから、先程も申しましたが、青森県の東京事務所の方にチラシ等の配布もポスターとかも配布をお願いしたいと、この様に考えてございます。
相馬 繁 議員(再質疑)
ポスターとか、そのチラシの枚数は分かったのですが、構図はまだ決まってないと。内容はあらかじめ、どういうものを想定していますか。
平川 博士 総務課長(再答弁)
本村のメインである観光の目玉、田んぼアートを主体としたものと、今は考えてございます。
126.東橋耐震補修工事費の追加補正について
相馬 繁 議員(質疑)
第8款土木費の工事請負費の東橋耐震補修工事費追加で、435万円がなっております。当初予算が6千565万円でありますので、これ合わせると7千万円となる訳でありますが、この追加の要因をご説明頂きたいと思います。
福士 勝 建設課長(答弁)
これは国からの補助事業でありまして、昨年までは地域活力基盤創造交付金という事業でありまして、内訳は本工事費、用地買収費、設計費に伴って事務費で構成されておりました。今年度から新交付金分として、社会資本整備交付金という形になりまして、事務費は補助対象にならないという事でありました。
それの内示が県の方から4月2日ありまして、係る事務費435万円を工事費の方に追加して7千万円の事業費で今年の東橋耐震補修工事を進めて行きたいという風に考えております。以上です。
相馬 繁 議員(再質疑)
そうすると、この追加の分は事務費に当たるんだと、こういう話でありますので。今回この総額で7千万円でやると、進捗率は何%まで行きますか。
福士 勝 建設課長(再答弁)
総事業費2億5千万で予定しておりまして、今年度7千万で事業を終えますと、昨年度の3千万を含めて40%の進捗率になる予定でございます。
127.村内に自主防災組織の構築について
相馬 繁 議員(質疑)
第9款消防費の質疑。歳入の所で色々と議論が出た訳でありますけども。この川部和泉地区に限らず、この自主防災会を組織していくと、こういう色んな話の中でも出て来た訳であります。改めてお伺いしますが、今後ですね、消防団の方々の会社勤めとか。昼間そんなに村内に残っていないとか。色々なそういう諸条件が今出て来ております。私はこの自主防災組織というのは、やはり消防と連携しながらでも独自に自治会、総代会、地区会、そういう所ではきちんと組織していくべきであると考えます。今後、村としても、自主防災組織要綱なるもの、色んな形でそういうもの、きちんと補助も出しながらですね、整備していくと。この防災の関係というのは、私も一般質問でさまざまな角度から指摘しております。今後、そういう地域を挙げて、この組織を立ち上げて行くという、非常にこれからの時代、大事なことだと思います。そういう事から、この200万円補助金が川部和泉防災会には行くのでしょうけれども。それ以外の所にどう対応していくのか。その点について少しご説明を頂きたいし、又、今後要綱なり、きちんとした要綱を作って対応するのかどうか、これひとつ、ご説明頂きたいと思います。
平川 博士 総務課長(答弁)
議員の指摘のとおり、この各地区へ、この自主防災組織これは是非とも必要であろうと。これからだんだん高齢化になって行くし、若い人がどんどん勤め先に出て地区におらないという様な事になってございます。これらの事に関わる補助金、これらについては、本村で補助金の交付要綱がある訳ですが、これらを踏まえて、これで足りないのであれば自主的なひとつの交付要綱を制定すると。色々様々な面から考えて、どれが一番、最良か、村長はじめ皆さんと協議しながら作って参りたいと、斯様に思います。
◆平成22年度補正予算質疑と答弁の要旨◆
平成22年9月議会第2回定例会・補正予算審議の相馬繁の質疑(平成22年9月10日)
(田舎館村議会事務局が作成した会議録に基づいて、要旨を掲載しています。相馬繁は住民の目線で議論しています。9月定例会の補正予算の質疑は、100%が相馬繁の質疑で、下記の6項目です。)
128.村民税の減額補正129.消防団安全装備品整備等助成金130.鉄道軌道輸送対策事業費補助金131.テーブルと椅子の賃貸132.消防団防寒衣133.国保システム改修業務
128.村民税の減額補正について
相馬 繁 議員(質疑)
歳入、第1款村税。今回、村税の村民税の個人で、既定額が2億100万円であった訳であります。補正で1千780万円減となりました。前年度決算で見てみますと、村民税の決算が2億1千036万円の実績があります。その決算に比べると、今回減額補正した結果、前年度に比べると2千700万円程減る訳であります。色々とその要因があると思いますので、改めてご説明を賜りたいと思います。
阿保 義光 税務課長(答弁)
当初予算においては前年の収入を基に計算いたしますけども、昨今の景気の動向からみると、かなり厳しいものかなと思って、それを加味して均等割1千080万円、所得割1億9千万円ということで、個人の現年課税分2億80万円(滞納繰越分20万円含まず)計上いたしましたが、所得税の確定申告、或いは住民税の申告等の結果、給与収入で93億8千500万円、約7億3千万円下がっています。給与の所得では58億6千200万円、前年より5億3千100万円。農業所得では約1億下がって、3億円ちょっと。営業所得も4千万円程落ちていまして、2億6千万円。ということで、予想以上に全体的に収入、所得が下がっているという状況でございます。
決算の時期には平成20年の収入を基に21年度予算を組んでいますので、20年中盤からリーマンショック等の金融危機等を始め、急激に景気が下がって、それらによって、本村でも決算の額からいくと2千700万円が下がって来ている訳でございます。以上でございます。
相馬 繁 議員(質疑)
今回、均等割も60万円減ということですが、いわゆるその均等割となると、非課税の世帯も発生したと、こういう具合にみる訳でありますけれども。その状況は如何ですか。
阿保 義光 税務課長(答弁)
前年、均等割においては3千600人程ございまして、先程言いましたように確定申告、住民税の申告の結果、200人程落ちていまして、3千400人程ということでおります。その分、その方々が落ちているということで、3千400人の均等割3千円でございますので。1千020万円という試算で、60万円を減額するということに至りました。以上でございます。
129.消防団安全装備品整備等助成金について
相馬 繁 議員(質疑)
第19款諸収入。今回、雑入ということで消防団安全装備品整備等助成金ということで106万4千円が雑入ということになりました。この雑入の助成金を交付した所はどこなのか。又、助成に至る経緯もご説明頂きたいと思います。
平川 博士 総務課長(答弁)
消防団員等公務災害補償等共済基金という所から頂くことになっています。申請に至った経緯は、消防団員の方から冬場の消防活動に支障があるので防寒着を提供して頂きたいという話がございましたので、今回縁あって106万4千円が付きました。これ全団員には行き渡りません。3年間で全団員に配付するということで、今回3分の1ということで考えています。
130.鉄道軌道輸送対策事業費補助金について
相馬 繁 議員(質疑)
第2款総務費、第1項総務管理費、第6目企画費、19節負担金補助及び交付金で、鉄道軌道輸送対策事業費補助金24万3千円が計上されております。ご説明頂きたい。
平川 博士 総務課長(答弁)
これは、弘南鉄道活性化支援協議会というのがございまして、この会長は弘前市長が務めている訳でございますが、弘南鉄道そのもの非常に経営にあえいでございます。それで、存続するために色々と補強工事等もせねばならないということで。これ、国からも県からも補助金を出して頂きまして、それと弘南鉄道も自身も出す、それから沿線の市町村ということで。みんなして弘南鉄道を支えて行くということで、今年事業費がですね2千274万6千円でございます。本村の負担額が、24万3千円でございます。
相馬 繁 議員(質疑)
そうすると、今後これが毎年継続されていくのかどうか、お答え頂きたい。
平川 博士 総務課長(答弁)
当面は、今年と来年度と、私は記憶してございました。それ以後については、まだ不確定要素がございまして、まだ協議の段階に入ってございません。弘南鉄道側としては、やりたい物いっぱいあるのでしょうが、それが補助の対象になるのか、また補助金が存続されるのかという様なことがございますので、当面は今年と来年と私は認識しております。以上でございます。
相馬 繁 議員(質疑)
わかりました。それで、沿線の市町村が応分の負担をすると。この24万3千円の積算根拠を示して頂きたいと思います。
平川 博士 総務課長(答弁)
それでは、補助金の内訳ということでございますが。国が758万2千円、県が379万1千円、それから弘南鉄道が758万2千円でございます。各々、国と弘南鉄道3分の1ずつ。県がその半分。後の残り分弘前市が217万4千円でございます。黒石市が56万4千円。平川市が53万1千円。それから大鰐町が27万9千円。本村が24万3千円でございます。以上でございます。
131.テーブルと椅子の賃貸について
相馬 繁 議員(質疑)
第3款民生費、第1項社会福祉費、第2目老人福祉費、14節使用料及び賃貸料で、9万6千円。小額な金額だと思いますけれども、敬老会のテーブル等のを借りる料金ということですが、なんか特殊な企画があってこうなったのか、少しご説明頂きたいと思います。
工藤 繁 厚生課長(答弁)
敬老会の使用する椅子、テーブルは、公民館はもちろんのこと、商工会、それから垂柳公民館、大根子公民館、川部公民館の物を使用して来たが、だいぶ傷んでいまして、使用できないものが増えたことと、それから何ヵ所からも一度に借りて来るものですから、準備上大変都合が悪いということで、今回その一部を賃借料で借上げして使用したいということでございます。
相馬 繁 議員(質疑)
リース会社?
工藤 繁 厚生課長(答弁)
リース会社から借りて、これを使用したいということでございます。
相馬 繁 議員(質疑)
数量は。
工藤 繁 厚生課長(答弁)
数量ですか。テーブルが60脚です。それからパイプ椅子が180脚を予定しております。
相馬 繁 議員(質疑)
今まで色んな所から、主にですね各地区の公民館から借りて来た、それが古くなって使えないと。こういう様なことだと、こう理解したのですが。村で準備したそういう施設にある椅子、テーブルが傷んでいるということだと思う。そうすると、地域住民の方々は、日頃利用している。不便を感じていると思いますが。総務課長、その辺どう把握していますか。
平川 博士 総務課長(答弁)
旧各地区公民館は、その地区に従来から大部分の集落をかばうだけの椅子、テーブルあった訳です。それから数十年暮らした今、各自治会で集会所を持っておるということになれば、従来何自治会もカバーしておった公民館、旧公民館ですね、この分は相当数椅子、机も余っていると思われます。
その中で良いのを使って頂いておるという事でございますので。これ、村長とも話したのですが、ただリース会社にお金を払って借りるよりは、少しずづでも補充していけばどうかという話もしているのですが、まだ、これから検討して参りたいと。斯様に思っています。
相馬 繁 議員(質疑)
一度この実態調査をすべきだと思います。古くなってもう使えない、明らかに廃棄しなきゃいけない。それから不足しているのは一体どれくらいあるのか。これはやはり実態を調査し把握して、そのうえでやはり買い替えるなり。毎年これ10万円程度のお金が出て行く訳ですよね。そうすると、10年経過すると100万円のお金が。その分で、少しずつ買い替えるとか。買っていくとか。そういう事も出来ると思いますので。是非とも、実態調査に取り組んでいただきたいと思いますが、如何ですか。答弁を求めます。
平川 博士 総務課長(答弁)
そうすれば来年からでも、調査をして補充するのがどのくらい必要なのか検討して、対処して行きたいと、斯様に思います。以上でございます。
132.消防団防寒衣について
相馬 繁 議員(質疑)
第9款消防費、第1項消防費、第2目非常備消防費、18節備品購入費で、今回防寒衣という事で、3分の1ということであります。どういうようなものなのか。今までは消防現場、火災現場などへ、さしを着用して寒さとかそういうものに備えて来たと思うが。これは果たして防寒じゃなくて防火。火を防げるそういう衣になるのか。さしに、今度代えてこれを使うのか。さしの下に着るのか。そこの所、ちょっと分かりません。説明してください。
平川 博士 総務課長(答弁)
お答えします。防寒衣でございますので、寒さを防ぐと。中南黒消防出初式なんか4月初めとかある訳ですね。それで、その前に練習もしなきゃならないと。我が消防団員には防寒衣が提供されてないという事で、練習すれば当然汗もかきますし、寒さを防ぐためのものもなければならない。また、消火活動もしあった場合に、火災現場という事ではなく、災害現場等に行って寒さを防ぐものがないという事で、今回消防団員の方から強い要請を受けまして防寒衣を配付してくださいという風なことでございましたので。たまたまこういう制度ありますので、配付することにしました。
相馬 繁 議員(質疑)
そうすると、3年計画だということですが。何人分買って、単価いくらぐらいの物を買うのか。また、周りの市町村の消防団では着用しているとこもあるということですが。品物的にはどの程度なのか、ということです。
平川 博士 総務課長(答弁)
78着でございます。3年で234着になります。定数目標の234でございます。それで、1着当り1万3千650円を見込んでございます。これは入札するとなると、もう少し下がるかも知れませんが。どの程度の物かということになれば、我々よく工事現場、建設課、事業課へ行くと、防寒そのもの着てございますので。その程度の物と私は認識してございます。
ちょっと分からないですか。冬に外に行っても、寒さが中に感じない、それが防寒衣の意味なので。中にいて仕事をするのと同じぐらいの暖かさであると認識してございます。ただ、1万3千650円ということの話になりますと、普通の防寒衣よりは程度が若干上の方だと認識してございます。以上でございます。
133.国保システム改修業務について
相馬 繁 議員(質疑)
平成22年度田舎館村国民健康保険特別会計の歳出一般管理費の所で、国保システム改修業務269万円が計上されています。ご説明頂きたいと思います。
工藤 繁 厚生課長(答弁)
この国保システム改修業務の内容ですが。まず一つは、非自発的失業者軽減措置対応システム、これが189万円です。これは、失業によって所得がなくなった人の所得は100分の30と認定するため、そのシステムの改修を行うものです。もう一つは、来年度からレセプトのシステム導入に伴って、システムを改修する必要がありますので、その額が80万円。トータルで269万円となっております。
◆平成22年度補正予算質疑と答弁の要旨◆
平成22年12月議会第4回定例会・補正予算審議の相馬繁の質疑(平成22年12月16日)
(田舎館村議会事務局が作成した会議録に基づいて、要旨を掲載しています。相馬繁は住民の目線で議論しています。12月定例会の補正予算の質疑は、40%が相馬繁の質疑で下記の2項目です。)
134.現在の財政調整基金 135.小学校トイレ改修工事
134.現在の財政調整基金について
相馬 繁 議員(質疑)
今回、財政調整基金から繰入金という事になりますが、今年度トータルとして8千300万7千円となった訳であります。今回、補正が通りますと、今、現在の財調基金はいくらになりますか。
平川 博士 総務課長(答弁)
今回の議決の補正予算が通りますと、残高が4億9千439万8千653円でございます。
135.小学校トイレ改修工事について
相馬 繁 議員(質疑)
第10款の教育費のトイレ改修工事費という事で56万が予算計上されてございます。この工事の概要について、ご説明を頂きたいと思います。
齊藤 一仁 教育課長(答弁)
肢体不自由児童の子とか、怪我をした児童、女子児童ですね。女子児童が不便なくトイレを使用できるように、便器を和式から洋式に変更する。それとですね、車いすでも使用できるように個室のスペースは広く取って、握力のない児童でも簡単に開閉できるようにドアを引き戸に改修するという事であります。
相馬 繁 議員(質疑)
今、答弁を伺った訳でありますけれども。そのトイレは一般の女子の生徒も使用できるのか伺いたいと思います。
齊藤 一仁 教育課長(答弁)
当然、誰々専用という事はなくて、女子児童であれば誰でも使用可能であります。以上です。
相馬 繁 議員(発言)
わかりました。将来的な事、今1年間様子を見て、どうしても不都合であれば検討したいと、こういう様な村長の答弁もありましたし、また教育委員会も様子みたいと、こういう様な事でありました。やはり今の世の中、各御家庭においてはほとんどの所が洋式という様な形、こうなっておりますので。全面的に洋式と言いませんけれども、やはり今後そういう点では3分の1程度は洋式に切り替える対応をしていかなきゃならない、そういう時代に入って来たと、こう思っております。中学校においては、もう既にそういう形になっている訳ですので、やはりそういう点では時代の要請でもございますので、将来的には、1年間様子を見てという話もありましたので、それ以降是非ともこれはやるべきだと、こういう事でお話しておきたいと思います。答弁いりません。
◆平成22年度補正予算質疑と答弁の要旨◆
平成23年1月議会第1回臨時会・補正予算審議の相馬繁の質疑(平成23年1月28日)
(田舎館村議会事務局が作成した会議録に基づいて、要旨を掲載しています。相馬繁は住民の目線で議論しています。1月臨時会の補正予算の質疑は、91%が相馬繁の質疑で下記の11項目です。)
136.きめ細やかな交付金、住民生活に光をそそぐ交付金137.自動体外式除細動器設置とPR 138.緊急医療情報キット139.子宮頸がん予防ワクチン等140.消火栓の不足141.防災機材の保管場所と廃校利用142.統合小学校校舎のトイレ改修143.光田寺小学校体育館の消防設備改修工事費144.中央公民館大ホールの工事145.文化財案内板等設置146.中学校グラウンド整備工事費
136.きめ細やかな交付金、住民生活に光をそそぐ交付金について
相馬 繁 議員(質疑)
今回、きめ細やかな交付金、住民生活に光をそそぐ交付金という事で国から補助金が入ってくる訳であります。先程も全員協議会の中で少しご説明を賜った訳でありますが、まず1点としては、きめ細やかな交付金という事で申請額は4千534万5千円。それに対して今回、決定額が3千610万2千円である。いわゆる申請額に対しておよそ80%であった。それから2つ目としては、住民生活に光をそそぐ交付金という事についても、申請額は1千458万円であった。これに対して今回歳入の方の決定額が1千094万2千円。およそ75%が認められてきた。この不足分については17款で調整するようでありますが、まず1点としてお聞きしたいのは、ある程度の膨らんだ申請額に対して、今回こういう決定であろうと思いますので、その経緯についてご説明を頂きたい。それから2つ目としては、今回このきめ細やかな交付金の申請、或いは住民生活に光をそそぐ交付金のこの申請のこれ以外の色んなそういう様な項目、或いはまた該当するもの等があったのか、その状況についてご説明を賜りたい。
平川 博士 総務課長(答弁)
議員のおっしゃる事は、内示額に対して相当額が大きいのではなかろうかという様な話でございますが。先程も全員協議会の中でお知らせしたとおり、今回来年度の予算の中から、この事業に該当するものをすべからく拾って申請した訳ですが、これはこのままの額で決定という事ではなく、これから入札、それから契約によってだいぶ縮小されるのではなかろうかと、最大限に使えてこのぐらいだという事で、村は考えてございます。
それから、きめ細やかな交付金の中でもっと該当する事業はないのかという様なお話でございますが、確かに色々な方面の事業もございます。ただ、先程も申したように、村の来年の予算編成の際に、これに該当するものを取り上げたという事でございますが、一例を申し上げますと、自殺対策とかDV対策とかこういう様なものも、中には含まれてございます。以上でございます。
相馬 繁 議員(質疑)
決まった金額ではないと。いわゆる、今後事業を実際に進めるにあたって、いわゆる歳出の方で変動があると。そうすると歳入の方も、やがて変わってくるようなニュアンスの話のようであります。いずれにしても、このきめ細やかな交付金、歳出の方で出すお金の80%が担保されるのか、また住民生活に光をそそぐ交付金のこの部分についても歳出の75%は担保出来るのか、その点はどのようにみているか。
平川 博士 総務課長(答弁)
内示額そのものは、確実に入ってくるものと私達は予想してございます。これより事業費が割った際には、これは内示を受けた額以下になるかもしれませんが、最大限に有効に使いたいと、斯様に考えてございました。以上でございます。
相馬 繁 議員(質疑)
議長、議論噛み合わない。ちょっと休憩で聞いでも良いか。
議長 暫時休憩します。午前11時30分 休憩を解き、会議を再開いたします。午前11時35分
平川 博士 総務課長(答弁)
答えの文面があまり理解を得られなかった様ですが。今内示額を受けた額は、すべからくこれが全額来るようになってございます。ただし、先程も申したように、事業費を3千600万から割れば、これはそれ以下の場合もあり得ますけども、今は全額来るという事で事業を進めてございます。
137.自動体外式除細動器設置とPRについて
相馬 繁 議員(質疑)
弥生の里管理費の所で自動体外式除細動器という事で1台25万が計上されてございます。他の方にも出て合計5台。これで公共施設にすべての所に完備ささるという事なのかどうなのか。まだ残っている所はないのか。
平川 博士 総務課長(答弁)
今回5台という事で予算計上してございますが、ここにある弥生の里管理費の中という事の話の1台は、今レストランと産直センターある訳ですね。この所はアイナックさんで指定管理として管理しておる訳で、そこに1台と考えてございます。それと、シルバー人材センターで指定管理をしている埋文と博物館、ここに2施設に1台。遊稲の館に1台。それから憩の湯と前田屋敷老人福祉センターに1台という事で考えてございました。すぐそばにあるのは、そこら辺を1台で賄って頂くと、この様に考えていましたので、すべからく全部の施設とまでは、まだいっていません。
相馬 繁 議員(質疑)
指定管理者の所というのは今後の見通し、或いはまた強力にこれは指導すべきだと思いますが、その点の段取りはどうなっていますか。
平川 博士 総務課長(答弁)
これから購入して配備する訳ですが、そのような施設について使用頻度を考えながら検討していきたい。役場の文化会館にも自販機の中に1台、3年程前からつけてございますが、まだ1度も使われておりません。そういう事も考え合わせて、使用頻度が多いのであれば、それは追加配分という事も今後考えていかなければならないんではないかと、この様に考えています。
相馬 繁 議員(質疑)
この自動体外式除細動器というのは、使用頻度があるとか、ないとかという問題ではないと思います。万が一の時に、その人の命を救っていくという、そういう器械でございますので、今まであるとかないとか、使用頻度がどうのこうのっていう普通の器械と違う訳ですので、その認識はちょっと、私は理解できないのですが・・。もう一度答弁してみますか。
平川 博士 総務課長(答弁)
使われる使われないに拘らず、すべからく配備して欲しいという様な質問の様ですが、これから予算的なものも考えて検討していきたいと斯様に思います。但し、先程も申したように、一連の施設そのものについてはくっついている施設もある訳で、そこら辺は1台で当分は賄って頂きたいと。管理している人が同じな訳ですからね。なんとかそこら辺で、ご理解を頂きたいと斯様に思います。以上です。
相馬 繁 議員(質疑)
自動体外式除細動器は設置してあるが、その設置している、設置施設であるという様な事は大きくそこにPRするなり、そういう様な事も、当然必要な訳でありまして、設置したら「あそこの場所に除細動器があります」という看板なり、、そういう様なものは徹底すべきだと思いますが、その点はどう考えていますか。
平川 博士 総務課長(答弁)
除細動器の中で、購入する際に、その設置個所であるという表示板があると思われますので、そこら辺もー緒に購入したいと、斯様に考えていますので、その設置場所PRというのは、また広報とかでお知らせしたいと斯様に考えてございます。ご理解を頂きたいと斯様に思います。
138.緊急医療情報キットについて
相馬 繁 議員(質疑)
老人福祉費の需用費の消耗品費という事で12万6千円が追加補正になっております。歳入の所で話をしました様に、住民生活に光をそそぐ交付金の中から今回12万6千円を活用すると。これを、こう中身をみますと、緊急医療情報キットという事で420円×300人と、こういう具合に出ております。この300人という人数の根拠。いつから行っていくのか。或いはまた今後の計画。どういう具合に考えているのか。ご説明を頂きたいと思います。
工藤 繁 厚生課長(答弁)
配付先としては、まず一人暮らしの老人、また二人暮らしの老人の家庭とか、そういう風になろうかと思います。合わせて400世帯おられますので、そのうち300人分をみたという事でございます。配付先については、この間も黒石消防本部にも若干問い合わせをしておりますが、具体的にはこれから検討して配付して参りたいと思います。ただ、時間がかかってでもですね、地道にやっていきたいと、そう思っています。中身的に、例えば、入れるものが色々指定ございますので、それをコピーしてやる事になりますので、またその辺も時間がかかってでもですね、取り組んでいきたいと、そういう風に思っていますので。今年度購入しますが、今すぐという訳にはいきませんので、来年度から順次やっていきたいと、そういう風に思っています。
相馬 繁 議員(質疑)
一人暮らし或いはまた二人暮らしのご老人世帯であると。400世帯に対して、100世帯減じて予算配分した、その根拠は何ですか。
工藤 繁 厚生課長(答弁)
確かに少ない訳ですが、すべて一時的にこれが配付出来ると思っておりませんので、金額的にも非常に安い訳ですので、その都度また必要になればお願いをして補正で以て対応したいと、そういう風に考えております。
相馬 繁 議員(質疑)
わかりました。基本的には一人暮らし、二人暮らしの老人400世帯と。で、それ以外のですね、例えばご老人の方、若い家族と一緒に暮らしておったとしても日中はいない訳ですよね。そうすると、緊急に倒れたという場合、当然救急車のお世話になる訳であります。一人暮らし、二人暮らし、これは当然の事としても、それ以外のご老人の方というのは、やはりきめ細かな対策、対応というのは検討すべきだと思いますけれども。全く、切り離してしまうのですか。
工藤 繁 厚生課長(答弁)
確かにそういう事は十分考えられますので、柔軟に対応して、要望があれば配付したいと、そいう風には考えております。
139.子宮頸がん予防ワクチン等について
相馬 繁 議員(質疑)
各種予防接種の追加という事で1千362万1千円が追加補正という事でございます。ここの中においては3ワクチン等がここで出て来ている訳であります。お伺いしたいのは、まず、平成22年度については子宮頸がん予防ワクチンについては高校1年生36人分の計上、そしてまたヒブワクチンについては2回、或いはまた1回。そしてまた小児用肺炎球菌ワクチについても平成22年度。3月31日までに227人が該当し、1回ないし2回という事になる訳であります。今1月下旬、2月、3月、2ヵ月間でこれ対応していくという事の計画の様でありますけれども、段取りについて果たして対応が可能かどうか、相当急いで周知徹底をしながら対応してもらいたい訳でありますが、その事務的な作業、或いはまた状況について説明頂きたいと思います。
工藤 繁 厚生課長(答弁)
まず1番問題になりますのが、接種の医療機関の確保だ訳です。それで、この間、これはいずれも弘前医師会及び南黒医師会を通してお願いをしておりまして、南黒医師会からの方は接種医療機関については提示を受けました。それで、弘前医師会についてはもう少し時間がかかるという事でございまして、2月に入るのではないかと思っております。それで、それを受ければ個人に急いで通知をして参りますので、なんとかこの期間にですね、例えば高校生については2回か1回を是非とも受けて欲しいと。また、ヒブワクチンについても、小児用肺炎球菌ワクチンについてもですね、この期間で対象になられる方は2回か1回、是非とも受けて欲しいと。そして残りについては来年度引き続き、そういう風に思っております。ただ、確かに時間がなくて我々も非常に心配しておるのですが、なんとか対象者の親御さんにはご協力頂いて、理解を頂いて子供さんに受けて頂きたいと、その様に考えております。
相馬 繁 議員(質疑)
今説明を賜ると、医師会の関係とかそういう様な事になると2月の上旬以降と、こういう事になると非常に少ない期間の中で、2ヵ月何々とする状況の中で対応しなきゃいけない。そうすると、22年度分でありますので、この金額がいわゆる残になってしまう可能性も無きにしも非ずと。こういう分についてはそのまま明許繰越の様な事も考えるのかどうか。その辺はどう思っていますか。
工藤 繁 厚生課長(答弁)
この事業については、県の方では単年度、単年度で処理して欲しいという意向でございますので、繰越では行わない予定です。ただ、例えばこのヒブワクチンについてはですね、年齢が示されておりますので、この期間であれば来年度も受けられますので、その辺は柔軟に対応して頂ければと思います。ただ、この年齢を過ぎれば、例えば1歳から4歳までの方が5歳になってしまうと受けられませんので、いずれも年齢の接種の時期で該当になりますので、その辺も考えて親御さんには是非ともご協力頂きたいと、そういう風に思っております。
相馬 繁 議員(発言)
これは、やり方として親御さんに協力頂きたいと、こういう事でありますので、もう既にここに人数が出て来ておりますので、親御さんのお名前も把握できると思いますので、直に、きめ細やかなそういう交付金でございますので、是非ともきめ細やかな対応もお願いしたい。これ要望に止めておきます。
140.消火栓の不足について
相馬 繁 議員(質疑)
消火栓の設置工事費という事で400万出て来ました。消火栓が不足という不備な点も、先般の議会でも指摘されております。そういう様な中で、今回明許繰越一覧表の中に該当している訳でありますけれども。これ以外の所で、今回予算の制限もあって5ヶ所という事になったと思いますが、村としては今後新設し、また必要な箇所というのは何ヶ所だと認識しているのか。この5ヶ所で充足していると考えているのか。
平川 博士 総務課長(答弁)
田舎館消防署の署員の方に毎年消火栓、それから防火水槽、これらについて位置確認をして頂いてございますので、これらを踏まえますと、現状でいきますと2ヶ所不足でございます。これらは今後の検討課題という事でご理解を頂きたいと斯様に思います。
相馬 繁 議員(質疑)
今回5ヶ所。で、実はもう2ヶ所あれば全部充足するという説明の様でございますけども。今回7ヶ所じゃなくして5ヶ所とした、その理由は何ですか。
平川 博士 総務課長(答弁)
後の2ヶ所については、管径そのもの、ある程度の管径がないと消火栓として認めがたいという様な関係で、その様な大きい管径のものが、そこの水道管が入っていないという事で今回外してございます。
相馬 繁 議員(質疑)
管径の太さがね。そうすると、今後その2ヶ所については管を入れ替えてで、もやる腹あるのか。仕方ないと、こういう程度で終わってしまうのか。
平川 博士 総務課長(答弁)
水道の方の予算的なものも絡みますので、今後検討していきたいと。ただし、前回もご指摘を頂きましたが、だいぶ消火栓とか防火水槽より離れておりますので、そこら辺は今年度の予算で中継ポンプ、これ各消防部で1台ずつ配備してございますので、そこら辺で賄えればなという気持ちでございますが。出来れば今後の予算的なものが、目処が立てば新しい物つけてやりたいと、斯様に考えてございます。
141.防災機材の保管場所と廃校利用について
相馬 繁 議員(質疑)
消耗品費80万が計上されました。土のう、ブルーシート、災害用レスキット等の購入費用であるという事でございます。この買った購入資材ですね、現状でも色々と倉庫とか、そういう点では非常にないとか色んな事があってで、こういう具合にしてなっていると思うのですが。土のうについても5千枚とか、或いはまたブルーシートとかそういうレスキット等のそのもの、更新とか、色々とあると思いますので、その保管場所等新たに増えて来ると、倉庫といのはきちんとあるわけですか。
平川 博士 総務課長(答弁)
今現在ですね、麻袋とか何十年も前に買ったやつ、多少備蓄してございます。これは、車庫の裏の棚の上に上げてございます。麻袋というのは大変かさばるもので、これからは土のうの類の方が宜しいのではなかろうかと。薄くて枚数ある程度多くなってもかさばらない程度のものという事で今は考えてございます。以上でございます。
相馬 繁 議員(質疑)
今回、議員8人で東京都内の廃校の視察をさせて頂きました。その1ヶ所で、4階建ての学校であったんですが、1階、2階は展示とか色んな形で活用しておったのですが、3階、4階については消防の規制とかあって、人の出入りすら認められないと。こういう様な事で、じゃあ何に使っているのかと伺ったら、防災の資材とかそういう倉庫に使っておったと。こういう様な話を伺いましてですね、うちの方のそうすると、光田寺小学校は施設として活用出来たとしても、田舎館小学校の場合を例に取ってみると、非常に、人が入って活用するにはちょっと難儀であると。解体というそういう話も今まで議論の中で、出て来た訳でありますけれども。そういう様な中でいくとですね、防災関係のそういう倉庫とか、普段あまり使わないそういう役場関係の資料とか、そういう様な倉庫代わりに田舎館小学校廃校になった後、活用できるのではないかなという節もある訳ですが。そういう視察を踏まえて、そういう感想持った訳ですけども、村としてはどうお考えになりますか。
平川 博士 総務課長(答弁)
お答えします。議員も御承知のとおり、田舎館小学校については耐震診断を受けなければならないと。耐震診断を受けるのであれば、当然解体とか補強とか出て来る訳で。水防倉庫、倉庫類に使ったとしてもこれらの診断を受け、補強しなければ使えないでしょうと、私は考えてございます。先程、解体という様な事もお話ありましたが、費用的なもの、例えば耐震診断をして補強すればいくらぐらいかかるのか、それに伴って設備の改修費等もかかって来ますので、そこら辺を十分に検討してこれから方向性を示したいと、斯様に思っています。
相馬 繁 議員(質疑)
我々視察してきた場所については、そこまで、再度耐震をして補強して活用したというそういう足跡は、ちょっと見た限りにおいては感じられませんでした。ただ、実際上、仮にそれを使っているのか、そういう点については今後検討課題であろうと思いますけれども。ただ、人の出入り云々という様な考え方がない限りは、倉庫として、物置として使う分についでも、耐震補強とかというの、そういう必要だと考えるのですか。本当に。
平川 博士 総務課長(答弁)
まず、この建物というのは、大きい地震がある度に構造計算上の指数が変わって来ます。という事は、今まで良かったものが、地震が来れば倒れると、当然人命が失われるという様な事もございますので。段々地震が多くなる度に強度が増すというか、地震によって高強度にしなきゃならないというきらいがございます。本村の田舎館小学校も、その耐震基準は相当前のやつで構造計算してある訳で、これらを考え合わせますと、今の構造計算上ではもたない建物だと、私は考えてございます。ですから先程も言ったように、子供たちが不安でいられない建物に何を入れても、ちょっと構造計算上は非常に不安定な建物と私は理解してございますので。ここら辺、理解して頂きたいと斯様に思います。
142.統合小学校校舎のトイレ改修について
相馬 繁 議員(質疑)
教育費の学校管理費の工事請負費の所で、西小学校の所のトイレ改修工事費という事で300万が計上されてございます。これも、後で出て来る訳でありますけれども、明許繰越という様な形で、今補正を通して、4月1日以降行おうという計画の様であります。先程説明を受けて、各5ヶ所のトイレのうち、洋式は1ヶ所ずつにして行こうという計画の様であります。いったいその工事を、4月1日以降行うというそういう計画の様でありますが、私の考え方としては、4月1日から統合小学校としてスタートする訳でありますので、それ以前に工事がなぜ、出来ないのか。それを説明して頂きたいと思います。
齊藤 一仁 教育課長(答弁)
トイレの改修工事でありますけれども。4月以前でも工事するべきではないかというご質問でありますけども、繰越明許であってでも、これは契約して今年度から工事の発注は出来ます。これ可能です。ただ、これについては騒音とか工事やれば出ますので、学校の方と良く話し合って工期を決めたいと思っております。ですので、出来れば早めにという事ですけども、契約行為とかは今年度中でも出来ると、入札とかも出来ますので早めたいのですけども、学校の方とよく相談して工期を決めたいと思っています。以上です。
相馬 繁 議員(質疑)
是非ですね、これは、今いる子供達も当然そうですけれども、4月以降3つの小学校が1つとなってくる訳でありますので、出来るならば授業時間以外の時に工事をしてもらうとか、色々と工夫をしながらですね、やはり明許繰越でも事前に工事の発注も出来るんだと、こういう様な説明でありますので、出来る限りやはり万全の態勢を以て4月1日前には完成させるみたいな、そういう様な考え方に立ってもらいたい訳ですけども、いかがですか。
齊藤 一仁 教育課長(答弁)
今回の議会で議決を賜れば予算措置される訳ですけども。2ヵ月でこれから設計、入札、発注で、2ヵ月で工事が済むかというと、ちょっと可能性が低いので、学校長とも相談して決めたいと思っております。以上です。
相馬 繁 議員(発言)
是非ともお願いをしておきたいと思います。
143.光田寺小学校体育館の消防設備改修工事費について
相馬 繁 議員(質疑)
光田寺小学校の体育館の消防設備改修工事費という事で490万、設計監理費として50万、合わせて540万が計上されてございます。これも今と同じ様に明許繰越、設計してどうのこうのとすると、2ヵ月云々ではなかなか進まない様な事であろうけれども。やはりこの中で、前の議会の中でも村長から答弁があった様に、ここの所は今後、村民体育館として開放して行くんと、こういう様な方針が語られた訳であります。この体育館に関する消防設備工事の中身的なものについてご説明を頂きたいと思います。
齊藤 一仁 教育課長(答弁)
光田寺小学校の体育館の消防設備の工事の内訳という事でありますけども、自動火災報知設備、非常放送設備、誘導灯、消火器、足場組んで撤去回収という事で、締めて490万程度の見積もりという事になっております。以上です。
144.中央公民館大ホールの工事について
相馬 繁 議員(質疑)
社会教育費の公民館費の工事請負費の所で公民館の外壁等改修工事費という事で1千万が計上されてございます。
主に大ホールの改修の方であると、こういう様な事で屋根の塗装等も入れながら1千万である。この大ホールについては、色々とコーキングとかって入っていますけれども、この詳細についてお伺いしたい事と、それからもう1点としては、大ホールで新設当初はカーテンがついてあった訳ですね。その後カーテンがだいぶボロになって、外したままな訳ですよね。機能的にはまだ使えると思うんですが、そういう防炎カーテンという事で非常にお金もかかるのかもわかりませんけれども。このカーテン設置については全く考えなかったのですか。如何ですか。
齊藤 一仁 教育課長(答弁)
まず1点目の、中央公民館の大ホールの改修工事でありますけども、外壁の改修工事ということで窓枠のコーキング、それと外壁の塗装、屋根の塗装、大きく分ければこの3つという事になります。それと、もう一つ大ホールのカーテン、前にはカーテンがついておったと、カーテンつける腹はないのかという事ですが、私の記憶によりますと、あそこで映写機を使って映画教室とかそういうのをやる時、光を遮断するためのカーテンであったと、私の記憶ではそう思っていましたので、今は映画教室とかそういうのやりませんので、カーテンを取り付ける考えはありません。以上です。
相馬 繁 議員(質疑)
映画教室をやる気持ちがないのでカーテンもいらないという考え方の様でありますけれども、ただ単に映画教室のみでのそういうカーテンではないはずですよね。ですから、映画教室をやらないのであればやらないなりの、そういう光を通さない、或いはまた感じのいいそういう様な、ちょっと発想を変えながらでも、やはりカーテンはつけた方が、色々とあの大ホールというのは住民の方々があの中で祝賀会とか色んな形で催し物を行っている訳ですので、やはり、先回も新成人をお祝いする会等においても、わざわざ表からの視線を遮るかのように紅白の幕を持って来て、借りて来て張っている様な状態でありましてですね、やはりきちんとしたそういう、映画教室やらなきゃやらないなりのそういう様なカーテンは、これは必要ではないのかと、こう思いますけれども、村長はどう考えますか。
鈴木孝雄村長(答弁)
カーテンの張っているのは文化会館にもある訳でして、とにかく必要性はない訳じやないんですけれども、今の所色々そういう金を掛けながらやっている訳ですが、要するに本当に必要性があるものが優先的に計画組んだんであろうと、斯様に思います。今のこの問題じゃなくてでも、また今後もう一遍何かの事業とかそういうものあれば、もう一回それを検討するべきじゃなかろうかと。今の所はこういう計画が立ってしまった中に、また更に追加という事については、それを切り離して次の段階でひとつ考えたいと思いますので、よろしくお願いします。
相馬 繁 議員(発言)
切り離して村長考えると、こういう話でしたので、ご期待を申し上げておきたいと思います。
145.文化財案内板等設置について
相馬 繁 議員(質疑)
文化財保護費の文化財案内板等設置業務という事で960万が計上されてございます。先程お伺いしたら、6ヵ所を考
えていると、こういうような事でございました。1ヵ所につき160万。この160万、この根拠というのを示してもらいたいと思います。
齊藤 一仁 教育課長(答弁)
この文化財の案内板の1基160万の根拠は何かというご質問でありますけども、これは見積もりによるものです。まず、標注と案内板と、この2つ建つ事に、予算措置されて頂ければそういう風になるのですが。まず、案内板はアルミ複合板、それと屋根とかは銅板葺きと、だいぶ頑丈な、年数のもつ物であります。基礎部分も柱の所を鋼板巻という事で、水分が地下の方に染みて行かないと、だいぶ高価な材料を使って整備したいという事で、1基160万という見積もりになっております。以上です。
相馬 繁 議員(質疑)
今回、文化財というそういう事の案内板という事になる訳でありますけれども、これ以外のそういう観光立村としてのそういう様な案内的なものというのは、違う感覚での考え方というのはあっても良いのかなと。この中には総合案内板という事で、文化会館の入り口の所に1基は設置するという事であります。160万掛けなくてでもですね、色々と八反田の水門とか色んな場所があると思いますけれども、そういう様な考え方というのはこれから持っても良いのではないかなと、こう思いますが、如何ですか。
齊藤 一仁 教育課長(答弁)
私、今答弁したものについては見積もりであって、今後入札減という事も考えられます。もっと低額なやつでというお話でしたけども、どうしても木材を使うと、先程脚の部分が腐るという事態が発生しますので、出来るだけやったら手がかからないような方法という事でこの様な160万という見積もりでやっていきたいと考えております。以上です。
相馬 繁 議員(発言)
例えばサイカチの大樹、また田舎館城址(案内版)というのは、全く見えなくなっているが、そういう様な事を考えたとしても、一律すべて160万という。こういう考え方ですが、その場所その場所によって、もっと多く掛けても
良いだろうし、或いはまたそんなにかからない所も出て来るのじゃないか。この少し160万掛ける6ヶ所960万と、ちょっと乱暴な出し方なのかなと、こう感じました。是非ともより良いものを作って頂きたいと、こう要望しておきます。
146.中学校グラウンド整備工事費について
相馬 繁 議員(質疑)
中学校費の学校管理費のグラウンド整備工事費という事で370万が計上されてございます。これについて村民体育レクリエーション大会とか、雨が朝まで降って、そして使えなかったという事もありましたが、今後これを、来年の体育レクリエーション大会までには整備出来るのか、この段取りについてはどう考えていますか。
齊藤 一仁 教育課長(答弁)
中学校のグラウンドの整備ですが、村体までに間に合わせるべきではないかというご質問でありますけども、私共もそのように考えております。ただ、この工期というのは私共で勝手に決められるものでもなくて、落札した業者とも話し合って決めなければなりませんけども、私共も出来るだけ村体前までには整備したいと考えております。
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